cciersv5’s diary

海外で働くネットワークエンジニアがCCIEを目指す (*2017/5/19 目標達成)

シンガポールCCIEラボ受験記 続

前日は10時に寝て朝6時に起床しようとしていましたが、なかなか寝付けなかった。
前回も寝不足でつらい思いをしたので、このままではFAILするのではないかと心配したまま、おそらく2時ぐらいに眠りについた。


朝は6時起床。目覚めはすっきりしていた。なぜか今日はいける、PASSできるという気持ちでベットから起き上がる。目覚めのシャワーを浴びながら、頭の中で快調に試験で重要そうなコンフィグを叩いていった。

 

会場には電車で移動し8時20分に到着。試験開始時刻は8時45分のはずだったが、なぜか他の受験者は試験開始していた。プロクターから何の説明もないまま、すぐに席について試験開始するよう指示があった。なにが起きているか少しパニック。見直したい資料があったし、気持ちを整えたいので、トイレに行くと断り一旦退場。見直しを終え、気を取り直して試験開始することに。今回はPCの調子が良い。スムーズに動く。これだけで感謝せずにいられなかった。会場はやっぱり寒かったが、今回はジャケットを持参してきた。

 

tshootは、順調に回答していく。extra30分も使ったが、最後のチケットだけ回答出来なかった。配点は低いので、ここは諦めて残り15分で見直しをして行くと、一つミスを見つけて修正。しかし残り5分でトレースの結果が、微妙に違う問題を発見。なんとか修正できたが、別のトレースの結果が変わってしまった。焦る、もう一度修正しようとしたらタイムアップ。この問題の配点は高い。この問題を落とした事は仕方ないが、他のチケットに影響をしうるコンフィグを変更してしまった。最悪他の問題も落として、FAILの文字が頭をよぎる。


すぐDAIGセクションが開始になったが、ショックで5分ぐらい無心になり問題が頭に入ってこなかった。何とか立て直したが、1問確信が持てずに終了。CFGセクションのL2を終わらせてランチ。ランチは15分らしいが、食べ終わった人から試験を始めていいらしく、早く食事を済ませた。このプロクターは色んな意味でかなり適当な人だった。


残りの問題は順調に解いていき、3時間で終わらせることができた。残り1時間30分。
じっくり見直しをしていくと、何ヶ所か間違いを見つけて修正。コンフィグは全て3回ぐらい保存しただろう。やることが無いので、30分前に終了させ早く会場を出た。
帰りながらTshootのトポロジーを思い出しながら、最後の5分であがい事の後悔を引きずって帰った。おそらく今回FAILか。。

 

家に帰ってトポロジーと問題を思い出し考え直ししていく。。結果、おそらく他には影響無いだろうと結論になった。本当に影響無いなら、何とかPassしているんじゃないか。でもFAILかも。半々の気持ちで夕食から寝る支度を済ませた。


前回は試験当日の夜には結果(FAIL)が出ていた。今回は夜中まで待ったが結果が来ない。試験当日は金曜日。もう週末だから来週かも。寝つきながら井上尚弥の世界戦をたまたま見ていた。相手をKOさせて勝利した瞬間、リングに倒れ込みながら、喜んでいた。いいなぁ、Passしたら自分もこれぐらい嬉しいだろうなと思った瞬間、ふと結果が気になってレポートを見直した。結果が更新されている!! びっくりしてスマホを顔から遠ざけてしまい、結果をよく見れなかった。祈りながら、画面を見直すと、「Pass」の文字。


井上尚弥と同じようにベットに倒れこんで、枕を叩きながら喜んだ。寝ている妻が起きて何事かとこっちを見ている。Passした事を伝えて、これまでの迷惑をかけたことを謝罪し、支え続けてくれたことに感謝した。

CCIEラボ試験 受験記

今日私の住んでいるシンガポールでラボ試験を受けてきました。
はじめてのCCIEラボ試験受験記を書いていきたいと思います。

会場の集合時間は8時半なので余裕をもって会場入りする為に、今朝は6時に起床しました。
前日は良く寝て体調万全の状態で臨みたかったのですが、緊張と興奮と寝付けなくて、
結局朝3時まで勉強してきた資料を見直していました。
少しは睡眠が取れましたが結局体調は良くないまま、タクシーで試験会場入りすることになりました。

会場に30分前に到着。受付でプロクタから受験の説明をうけた後、
好きな昼食をメニューから選ぶように指示がありました。
メニューには10種類ぐらいのアジア圏でおなじみの料理がありましたが
私はなじみのあるチャーハンとチキンウィングを選びました。

今回の受験はR&Sが6名、Securityが2名、Wirelessが1名、
半数以上がシンガポール外からの参加で日本人は私だけでした。
ベトナム、インド、マレーシア人と白人も一人いました。
会場の部屋には財布、携帯など全て持参したバックにしまい込むよう指示があり、
持ち込み許可されているものは、薬とペットボトルや水筒の飲み物だけでした。
荷物を預けて着席するとデスクトップPCでモニターが2つ用意されていました。

ログイン画面で自分のIDを入力した後、T-shootセクションから開始しました。
操作するとすぐにパソコンの動作が遅い事に気が付きました。
PCのメモリが足りなくて、動作が遅いような感じです。
反応が遅くて、ときどき砂時計マークがでてきます。。。
プロクタにパソコンを変えてもらうと思いましたが、みんな同じ環境で受験しているので
このまま続行する事にしました。
順調に問題点をみつけましたが、難しい問題にかなり時間を費やしてしまい
結局、2時間半を使って3問不明確な状態で終了しました。

DAIGセクションは2問。1問は簡単でしたが、
もう1つの問題でパケットキャプチャから読み解く問題が確信が持てずに終了。

CFGセクションの問題をざっと目を通した後、午前が終了し、ランチタイムへ。

ランチタイムではT-shoot、DAIGの出来が思ったより悪かったので、
CFGセクションで満点近くとらないとPassしないだろういうプレッシャーと
寝不足もありフラフラしながら食事しました。
思い返すとこんなに味わったことない食事はなかったのではないか思います。

食事を終えるとすぐに会場入りし、CFGセクションを再開。
1/3ぐらいは順調に設定していきました。
多数の機器のコンフィグとtopologyとNotepadを活用していましたが、
やはりPC動作が悪く、投入コンフィグは思い浮かぶものの、
適切なInterfaceやVLANの確認にかなり時間を要しました。

会場ではここシンガポールらしく空調がかなりきつく寒かったです。
ほとんどの受験者がジャケットを持参していた理由がそこでわかりました。
運悪くエアコンの真下にいてジャケット持ち込まなかった私が震えながら手を動かしていると、
プロクタが温度を下げようかと声をかけてくれました。

即座に「Yes, Please」と涙目で答えると、
会場にメンテナンスガイが入ってきて、

エアコンの温度がさげれなかったのか
エアコンの口をガムテープで塞ぎはじめました。
すると、すぐにエアコンの隙間から「ぴゅー」という雑音が生じて
受験者全員にイヤーマフが配られる事態になりました。

途中音が「ゴゴゴボー」という音に変わり、
会場の受験者全員がまったく集中できなくなりました。
なんだか私が申し訳ない気分になりつつ、エアコンをガムテープで防ぐ手法は
ないんじゃないかなと思っていると
受験会場関係者が何度かエアコンを調整していました。

あっという間に残り1時間になりましたが、1/3が完了していなかったので、
手を付けていなかった問題から回答していきました。
このころには疲労がピークを越えて、キーボードを打つ手がかなり重かったのを覚えています。
残り10分の声がかかり全部の機器でコンフィグを保存したあと、試験を終了しました。
疲労困憊で席でうなだれている私をみかねたのか、同じ受験者のシンガポール人が肩を叩いて労をねぎらってくれました。

会場を出て今回はFailしたことを確信し、
冷静に次回のスケジュール、対策を考えながら帰路へつきました。

自宅へ戻るとベットに倒れ込み緊張がとけて、泥のように眠ってしまったようで、
夜中に目が覚めて、今この受験記を書いています。
はじめて受験だったので今回合格できる事を期待していませんでしたが、
今正直にくやしさがこみ上げてきます。
自分の実力の無さの実感とこのくやしさが次回合格への原動力になると思います。

次回は2カ月後、日本で受験したいと思います。

以上、はじめてのCCIE R&S受験記でした。

CCIE mobile lab 不具合

シンガポールでは今日から3日間CCIE mobileを受験できます。私は最終日に受験します。

今日受験した人の話では、ラボのネットワークが遅すぎて、全員受験できなくなったそうです。彼は2ヶ月後に予約するとの事。
もし私も受験できなくなったら、相当ショックです。。ネットワークが遅くなるトラブルはモバイルラボだから起こり得るのかもしれないです

UNL(Unified Networking Lab)インストールとIOU/IOLイメージアップロード

これまでGNS3を使って、検証環境を作ってきましたが、UNLを使ってみます。

IOU-WEBも探してみましたが、使える方法が見つかりませんでした。

 

www.unetlab.com

 

用意したもの

VMware workstation

WINScp

IOSイメージ、IOLファイル

・クローム

 

インストールから初期セットアップまでyou tubeを参考にして結構簡単に出来ました。

#UNL HowTo Install new UNL on Vmware Workstation - YouTube

 

インストール完了したら、設定したIPアドレスWINScpSSHアクセスします

f:id:ilovesurfing775:20161217185237p:plain

画面左が自分のパソコン、右がUNL

 持っているイメージをUNLへアップロードします

 

IOS imageファイル → /opt/unetlab/addons/dynamips
IOL ファイル → /opt/unetlab/addons/iol/bin

IOLファイルはライセンスもアップロードが必要

 

UNLコンソールでライセンスPermissionを書き換えます

/opt/unetlab/wrappers/unl_wrapper -a fixpermissions

参考↓

Adding Cisco IOU/IOL images | eve-ng

 

これでL2スイッチもルーターも簡単にラボ作りできそうです。

 

INE workbook

やっとINE workbook 1周目完了しました!

問題を読み解くのが難しかったです。ラボ試験日まであと一ヶ月ちょっとしかないので、これからはとにかくコマンドを反復練習します。

1回目の受験では無理だと思いますが、やれることはやります!

 

常夏のシンガポールでは日本みたいな雰囲気ではなく、カウントダウン花火を見に行くぐらいしかない予定がありませんので、年末年始は勉強づけにします。

この時期は日本が最も恋しくなります。。。

 

CCIE R&S Mobile CCIE Lab 予約

シンガポールで受験するにはMobile CCIE Labしかありません。さらに受験できるスケジュールも決まっているので、次に空いている2017/1 にLab 予約をしました。早いきもしますが、あまり先だとやる気が持たないと思ったので、自分を追い込むつもりで早めに予約しました。

費用はUSD1900。東京受験の場合USD1600だからUSD300も高いですが、東京に行く飛行機代を考えたらシンガポールで受験する方が安いだろう。

CCIE R&S Written

2016/10    CCIE R&S Written pass

私が生活しているシンガポールでは土日に受験できる場所がないので、お隣の国マレーシアのジョホールバルへ行って、受験しました。見事一発合格で、良かったです。